緒崎カホ『夜さんの愛しの晩餐』:人間の食事が好きな吸血鬼のダークなグルメマンガ

今回紹介する1巻完結のマンガは、緒崎カホ先生の『夜さんの愛しの晩餐』です。
『夜さんの愛しの晩餐』は、人間の食事が好きだが、人間の血を腹いっぱい吸った後でなければ人間の食事を食べられない吸血鬼が主人公のダークなグルメマンガです。
そして、全6話が『青騎士』の8A号から14A号まで連載されました。
あらすじ
1日3食がついている下宿の「鳩村」で唯一の社会人である陽岡夜は、人間に紛れて暮らす吸血鬼である。
彼は、人間の食事が好きだが、とある理由で1ヶ月食事をしていない。
ある日、仕事帰りの電車の中で、鳩村の管理人の園絵さんからメールで今夜の夕食はビーフシチューだという連絡を受けて我慢ができなくなった夜は、食事を摂ることにした。
感想(少しネタバレあり)
吸血鬼とグルメを合わせるという発想は面白いと思いました。
ただし、主人公以外のキャラクターの印象が弱くて、周囲のキャラを活かしきれていないように感じました。
また、ダークな場面とほのぼのとした場面のギャップが印象的でした。
ダークな場面では、グロいシーンがあるので、そのような描写が苦手な人にはおすすめできません。
しかし、人間の食べ物を食べているシーンでは、主人公の表情が良く、とても美味しそうに感じました。
『夜さんの愛しの晩餐』は、グロいシーンが苦手でなければ、読んでみてほしいです。
試し読みと購入
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