藤本タツキ『ルックバック』:学年新聞で4コマ漫画を書いていた藤野と不登校児の京本との出会いと別れの話
今回紹介する1巻完結のマンガは、『チェンソーマン』などの作者である藤本タツキ先生の『ルックバック』です。
- 学年新聞で4コマ漫画を書いていた藤野と不登校児の京本との出会いと別れの話
- 『少年ジャンプ+』で配信された長編読み切り
- 『このマンガがすごい! 2022』のオトコ編第1位に選ばれた
- 『ルックバック』読むならこちら
概要
『ルックバック』は、2021年7月19日に『少年ジャンプ+』で配信された、全143ページからなる長編読み切りです。
そして、配信開始から30分でTwitter上のトレンド2位に上がり、同日の午前10時過ぎにはトレンド1位となり、関連するワードもトレンドを独占しました。
また、閲覧数は一晩で120万を超え、24時間で250万を突破し、2日弱で400万に到達し、7月30日には閲覧数500万を超えました。
さらに、宝島社の『このマンガがすごい! 2022』において、オトコ編の第1位に選ばれました。
【2024年6月28日追記】
『ルックバック』の劇場アニメが公開されました。
あらすじ
小学4年生の藤野は、学年新聞で4コマ漫画を毎週連載し、同級生から絶賛されていたが、ある日、教師から隣の組にいる不登校児である京本の漫画を掲載したいため、藤野の連載している内の1枠を譲って欲しいと頼まれて承諾する。
藤野は、不登校児である京本を見下していたが、京本の画力は高く、掲載された京本の漫画は周囲の児童からも称賛され、比べて藤野の絵は普通だと掌を返すような反応をされ、屈辱を覚えながら絵の本格的な練習を開始するが、京本の画力には届かず、学年新聞の漫画を6年生の途中で辞めてしまう。
小学校の卒業式の日になり、教師から卒業証書を届けるよう頼まれた藤野は、この日初めて京本対面し、京本に藤野のファンだと告げられ、藤野は再び漫画を描き始める。
その後、藤野は京本と2人で漫画の創作を始める。
感想(少しネタバレあり)
藤野と京本の出会いからコンビ解消までが描かれた後で、何かしらの展開があるだろうなとは思いましたが、京本が殺されてしまう展開になるとは思いませんでした。
さらに、「京本が殺されなかった並行世界」が描かれて驚きました。
「京本が殺された本来の世界」が改変されたわけではないので、バッドエンドなのですが、「京本が殺されなかった並行世界」がなければ、全く救いのない話になっていたでしょう。
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