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桐山光侍『忍空 零―忍空短編集―』:忍空の読み切りが収録された短編集

2024年4月7日

桐山光侍『忍空 零―忍空短編集―』

今回紹介する1巻完結のマンガは、『NINKU―忍空―』などの作者である桐山光侍先生の『忍空 零―忍空短編集―』です。

特徴
  • 忍空の読み切りが収録された短編集
  • 原型となった読切版も収録
  • 『忍空 零―忍空短編集―』を読むならこちら

概要

『忍空 零―忍空短編集―』は、忍空の読み切りが収録された短編集です。

そして、収録されているのは以下のようです。

番外編 ちょっとだけFIRST STAGE『ULTRAJUMP MEGAMIX vol.2』に掲載。
ちょっとだけファーストステージの赤雷編。
外伝 リホコさんとヒロユキくん『週刊少年ジャンプ』の1994年5・6合併号に掲載。
全編サイレント。
バットとボール(前編)『月刊少年ジャンプ』の1996年1月号に掲載。
当時のジャンプ編集長から「連載を止めるにしても、最後にケジメだけはしっかりつけるように」と言われ執筆。
この話に登場する野球選手の親兵衛は、作者の野球漫画『戦国甲子園〜九犬士伝説〜』の登場人物。
バットとボール(後編)『月刊少年ジャンプ』の1996年2月号に掲載。
「バットとボール(前編)」の続き。
透きとおったハンカチ編『週刊少年ジャンプ 1995年 Autumn Special』に掲載。
忍空 ―NINKŪ―『週刊少年ジャンプ 1993年 Autumn Special』に掲載。
原型となった読切版。

あらすじと感想(少しネタバレあり)

番外編 ちょっとだけFIRST STAGE

あらすじ

干支忍の師である麗朱が遺したとうもろこし畑を引き継いでいた風助は、その収穫を干支忍仲間に配りに出かけ、藍朓、橙次、黄純の所に持って行った。

そして、次は誰に持っていくかを考えながら歩いていたところ、たれ目の犬に出会う。

そのたれ目から、赤雷のことを思い浮かべた風助は、彼の所に持って行くことを決める。

感想

全体的にギャグ色が強い内容です。

途中で赤雷が昔のことを思い出してシリアスな雰囲気を出しますが、結局ギャグで終わります。

また、戦いのシーンはないので、バトルが好きな人には物足りないと思います。

外伝 リホコさんとヒロユキくん

あらすじ

里穂子は、正月に初詣に行ったときに、藍朓に登山に誘われた。

しかし、その後、藍朓が足を怪我してしまった。

そこで、ヒロユキと2人で行くことにした。

感想

全体的にギャグ色が強い内容ですが、「番外編 ちょっとだけFIRST STAGE」とは違い、最後は心あたたまる終わり方になっています。

また、1話完結で終わる読み切りならば、全編サイレントの話もありだなと思いました。

しかし、この話も戦いのシーンはないので、バトルが好きな人には物足りないと思います。

バットとボール

前編のあらすじ

風助、藍朓、橙次は、プロペラ飛行機に乗って空を飛んでいた。

しかし、プロペラが飛んでいき墜落してしまった。

そして、墜落先で風助は、野球選手の親兵衛と出会う。

後編のあらすじ

藍朓、橙次が風助と合流した。

そして、風助たちは野球について勘違いしつつも、親兵衛の練習のために野球をすることになった。

感想

全体的にギャグ色が強い内容です。

しかし、親兵衛が野球の楽しさを思い出し、自分のバッティングを取り戻したのが良かったです。

ただし、オチはギャグで終わります。

透きとおったハンカチ編

あらすじ

村娘の水砂は、チンピラに襲われていたところを村長に助けてもらった。

この騒動の後、水砂を見つけた風助は、彼女の所へ駆け寄り、「4年前の戦のときに肩の傷に巻いてくれたハンカチを返しに来た」と告げる。

感想

シリアスな話で、ギャグシーンはほぼないです。

良い人を演じていた村長が悪人であり、報いを受けたのは良かったです。

しかし、水砂や村の人達は、村長が悪人であることを知らないままなので、後味の悪い終わり方になりました。

忍空 ―NINKŪ―

あらすじ

風助は、女性を襲っている3人組の男に銃で撃たれた。

しかし、それは、変わり身の術によって撃たれた勘違いさせただけであった。

そして、風助は、男達を倒して女性を救う。

感想

本編連載前に発表された読み切り版のため、連載版とは設定が異なります。

私は、風助のキャラデザインに一番違和感を覚えました。

しかし、風助の性格はほぼ変わらないので、見た目以外は違和感を感じませんでした。

忍空が好きな人ならば、一度は読んでほしいです。

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