からたちはじめ『ぼくは性別モラトリアム』:女であることに違和感を持ち男になりたいと思い込んでいた作者が、自分はいったい何者なのかと悩み考えた道のりを描いた実録漫画
今回紹介する1巻完結のマンガは、からたちはじめ先生の『ぼくは性別モラトリアム』です。
- 女であることに違和感を持ち男になりたいと思い込んでいた作者が、自分はいったい何者なのかと悩み考えた道のりを描いた実録漫画
- Twitterやpixivに投稿したものを描き直したり、整えたりして収録
- 1章(全14話)、2章(全9話)、第3章(全9話)、おわりに(全3話)の構成
- 『ぼくは性別モラトリアム』を読むならこちら
概要
『ぼくは性別モラトリアム』は、女性であることに違和感を持ち「男になりたいんだ!」と思い込んでいた、からたちはじめ先生が、自分はいったい何者なのかと悩み考えた道のりを描いた実録漫画です。
そして、Twitterやpixivに投稿したものを描き直したり、整えたりして収録しています。
また、1章(全14話)、2章(全9話)、第3章(全9話)、おわりに(全3話)の構成になっています。
あらすじ
数十年もの間、「自分は女ではない!男になりたいのだ!!」と信じて疑わなかった。
しかし、SNSを通じて色んな意見を聞きながら改めて自分と向き合ってみた。
感想(少しネタバレあり)
出生時の性別と性自認が異なる人がいるのは知っていましたが、性自認が男でも女でもなく当てはまる性別がない人や他人に性的欲求を感じない人がいることは知らなかったです。
また、からたちはじめ先生が第1章から第3章の考えに至るまでの過程については、漫画で描かれた以上の悩みや苦しみがあったのではないかと思います。
性自認に違和感を持っていない自分には100%理解できるとは言えませんが、このことについて偏見を持ちたくはないですし、他の人にも持ってほしくはないと思っています。
性自認について悩んでいる人も、悩んでない人も1度は『ぼくは性別モラトリアム』を読んでほしいです。
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