阿部共実『ちーちゃんはちょっと足りない』:中2女子のちーちゃんとナツの少し不満で平凡な毎日がある事件をきっかけに揺らぎ始める話
今回紹介する1巻完結のマンガは、阿部共実先生の『ちーちゃんはちょっと足りない』です。
特徴
- 中2女子のちーちゃんとナツの少し不満で平凡な毎日はある事件をきっかけに揺らぎ始める話
- 第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞
- 前半は日常系ギャグ、後半はナツの心の闇が描写されるブラックな話
- 『ちーちゃんはちょっと足りない』を読むならこちら
概要
『ちーちゃんはちょっと足りない』は、秋田書房が発行していた季刊漫画雑誌『もっと!』の2013年Vol.2から2014年Vol.6まで連載された作品で、全8話です。
そして、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞しました。
また、宝島社の『このマンガがすごい!』2015年版オンナ編の第1位に選ばれました。
あらすじ
成績、お金、恋人、友達、いつも何かが足りない気がする中学2年生女子のちーちゃんとナツは、普通の日々を送っていた。
しかし、少し不満で平凡な毎日は、ある事件をきっかけに揺らぎ始める。
感想(少しネタバレあり)
前半と後半で作品のテイストが変わります。
前半は日常系のギャグですが、後半はナツの心の闇が描写されるブラックな話になります。
事前情報無しで読んだ場合は、後半のような感じになると思う人はいないでしょう。
そして、前半のフリがあったからこそ、後半の描写が強く印象に残りました。
これはあくまでも想像ですが、阿部共実先生は前半と後半のギャップを狙っていたのかもしれません。
しかし、私は前半の方が好きなので、日常系ギャグのまま話を進めてほしかったです。
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